星落深淵のエルピス エラのステータスやスキルまとめ

基本情報

名前：エラ/Ella

所属：自由な冒険者

職業：異刃

属性：木属性

誕生日：1月22日

身長：165cm

CV：松嵜麗（日本語）/ 陈玺月（中国語）

プロフィール

楽観的で活発、明るく元気な少女。どんな困難や挫折に直面しても決してくじけず、未来はきっと良くなると信じている。

——冒険者ファイルより

キャラクター基礎ステータス

キャラクタースキル

リーダースキル

総攻撃フェーズ時、味方全体の攻撃力が5%、会心率が5%、会心ダメージが20%アップする。

※リーダースキル説明：チーム編成時、任意の出撃メンバーのリーダースキルを選択し、戦闘中の総攻撃フェーズで発動させることができます。

キャラクター覚醒

覚醒素材：エラの信物
メンバーを「覚醒」させる際に不可欠なアイテム。

• 烈風の意志
  攻撃力+40。
  戦技中、累計でHPが3%失われる毎に基礎防御力アップ効果を獲得：基礎防御力が1%アップ（最大20層までスタック可能）。
• 潜在能力解放
  戦技レベル+1
  総攻撃技レベル+1
• 啓示
  「エラ」が通常攻撃で失うHPの20%が基礎攻撃力に転換される（最大30層までスタック可能）。
• 征服の光
  攻撃力+5%。
  攻撃力+50。
• 根源共鳴
  戦技レベル+1
  総攻撃技レベル+1

推奨徽章（エンブレム）

セット名：璀璨たる輝き

• 2セット効果：攻撃力+15%。
• 3セット効果：総攻撃技のダメージ+30%。

推奨メインステータス：攻撃力、防御力、生命値、会心率、会心ダメージ

推奨サブステータス：攻撃力、会心率、会心ダメージ、攻撃速度

キャラクターストーリー

個人情報

楽観的で活発、明るく元気な少女。どんな困難や挫折に直面しても決してくじけず、未来はきっと良くなると信じている。
冒険者として、エラが深淵に来てからかなりの月日が経つが、彼女はまだ天真爛漫で純粋な心を保っており、深淵の複雑な環境によって変わることはなかった。
過去の経験から、エラは自分が不運体質であると疑っており、周りの人に不運を移さないように、長い間一人で行動することを選んできた。
時折寂しさを感じることがあっても、それで落ち込んだり絶望したりすることはなく、すべての根源は自分がまだ強くないからだと考えている。
そのため、常に自分を鍛え、強くなる方法と不運体質を解決する方法を模索し続けている。

噂

とある鉱夫：
不運なこと？うーん、まったく思いつかないな……。強いて言うなら、一緒に拠点に向かう途中で何度か魔物や盗賊に遭遇したことくらいか。
でも、そんなことは深淵ではよくあることだろ？回数は少し多かったけど、特に気にする必要はないと思う。
むしろ、そういうトラブルを解決した後に、彼女がしきりに謝っていた姿のほうが印象に残っているよ。
彼女はいい子だよ。ただ、自分に自信がなくて、周りのことを全部自分のせいにしてしまう癖があるんだ。きっと疲れるだろうな。誰かが彼女を導いて、一人ぼっちにさせないでくれるといいんだが。

名を明かしたくない剣術マスター：
彼女の剣術の腕は間違いなく一流だが、実戦経験が乏しく、応用が利かない。
だからこそ、彼女の修行に最も適した場所は深淵なのだ。
幾度もの実戦の中で危機を感じ、死を感じて初めて、彼女は身につけた剣術を完全に自分のものとし、さらなる高みへと至る機会を得るだろう。

とある拠点の住民：
エラさんはとても特別な人だと思います。戦闘中は非常に頼りになるマスターのようですが、戦闘が終わると純真な子供のようです。
例えば、以前私たちの拠点を魔物から守ってくれた時、戦いの後にはいつも子供たちと一緒に遊んでいて、まったく疲れている様子がありませんでした。
もちろん、彼女が未熟だと言いたいわけではありません。ただ、私が見てきた他の冒険者とは少し違うな、と感じただけです。
それに、彼女の外見は、どう見ても「未熟」という言葉とは結びつきませんよね。私がもう数年成長したとしても、彼女のようなスタイルにはなれないでしょうし……。

記録

エラが探検隊に来たばかりの頃、彼女は自分の不運体質が仲間に影響することを心配し、ほとんどの時間を仲間を避け、一人で過ごしていた。
一人の時間を楽しんでいるように装っていたが、彼女の実力に比べて、その演技は明らかに落第点だった。
他のメンバーが一緒に楽しそうにしているのを見るたびに、彼女の顔に浮かぶ寂しさは隠しきれていなかったからだ。
幸いにも、メンバーたちはすぐにそのことに気づき、休憩のたびに様々な口実でエラを遊びに誘った。
最初は仲間を巻き込むことを恐れておずおずと断っていたエラだったが、誘われる回数が増えるにつれて、ついにそれに応じるようになり、皆との関係はますます親密で和やかなものになっていった。
彼女が心配していた不運な出来事は起こらなかったようだ。皆と遊んでいる時にいくつかの小さなトラブルはあったが、誰もがそれは単なる偶然であり、不運とはまったく関係ないと考えていた。
最近のエラはますます活発になっている。彼女自身が言うように、この探検隊に来てから、不運は少しずつ彼女から遠ざかっているのかもしれない。

逸話

「よく見ておけ。一度しかやらんぞ。」
老人はそう言うと、一太刀を浴びせ、前方の巨岩は瞬く間にいくつかの四角い小石に変わった。
エラはあっけにとられていた。一筋の剣気がなぜこのような結果を生むのか、彼女には想像もつかなかった。
「わかったか？」
老人はゆっくりと息を吐いた。
「申し訳ありません、マスター。あなたの放った剣気はまったく見えませんでしたし、なぜ石がこのように砕けたのかも理解できませんでした。」
老人はエラの答えを予期していたかのように、静かに首を振った。
「お前の修行はまだまだだな。まあいい、私の動きを真似てみよ。」
エラは頷き、老人の剣の振りを思い出しながら、息を凝らして一太刀を放った。
シュッ、と一筋の剣光が走り、エラの前方の巨岩は音を立てて真っ二つに割れた。
エラは眉をひそめ、自分と老人の差について考え込んでおり、背後で老人が呆然としている表情にはまったく気づかなかった。
「マスター、今のようにやっても、どうしても一筋の剣気しか放てません。」
エラが振り返ると、老人は慌てて表情を整え、再び達人のような風格を漂わせた。
「お前は私の形を真似ただけで、私の意を真似ておらん。」
「私は一振りしかしていないように見えただろうが、実際にはその一瞬で、数え切れぬほどの斬撃を放っていたのだ。」
「お前にはその光景が想像できぬから、当然できんのだ。」
「そういうことだったのですね！」
エラは老人の言葉に衝撃を受け、さらに詳しく尋ねようとしたが、老人は彼女にその機会を与えず、「自分で悟れ」という言葉を残して、用事があると立ち去ってしまった。

***

「ちくしょう、次に人を紹介するときはちゃんと素性を調べろよな！」
酒場で、一人の若者が顔の変装を解きながら、仲間に愚痴をこぼしていた。
「ええ？あの子、見た感じは簡単に騙せそうだったじゃないか？」
「騙しやすいのは確かだが、あいつの実力がどれだけヤバいか知ってるか？！はあ、もういい、とっとと行くぞ。」
「で、金は騙し取れたのか？」
「取れるかよ！俺の足が速くなかったら、あの石みたいに真っ二つにされてたぞ。」
二人は急いで去っていった。しかし、彼らはエラが本当に老人の言った通りに練習を続けているとは夢にも思わなかった。
ある朝、エラが一太刀を放つと、前方の巨岩は轟音とともに無数の整然とした小石へと変わったのだった。